変化を楽しむママ社員、名古屋で新チーム立ち上げに挑戦!

株式会社エムステージの産業保健事業部で、お客様と産業医をつなぐカスタマーサクセスとして、産業保健体制の構築・運用支援を担当する堀内さん。 2025年10月には中日本チーム(名古屋)の立ち上げに自ら手を挙げ、新たなフィールドでの挑戦をスタートさせました。小さなお子さんを育てながら常に前向きにキャリアを築く堀内さんに、これまでの歩みや、子育てと仕事を両立するための工夫について伺いました。

産業保健事業部 運用部 産業保健体制サポートカスタマーサクセスグループ 堀内さん
医療事務および医療情報システムのカスタマーサポートを経験後、専門学校で医療事務課講師として学生の育成に携わる。2021年に株式会社エムステージへ入社し、現在は企業と産業医をつなぐカスタマーサクセスとして、産業保健体制の構築・運用支援に従事。2025年10月からは中日本チームの立ち上げメンバーとして参画し、新たな拠点づくりにも尽力。

名古屋で医療事務として働いた後、医療情報システムベンダーでカスタマーサポートを担当しましたが、結婚を機に北海道へ移住し、専門学校で医療事務課の講師を務めていました。その後、夫が東京でエンジニアとして新しいキャリアを歩むことになり、「せっかくなら私も新しい環境に挑戦してみよう」と考えました。

医療業界での経験を活かせる仕事を探すなかで、「医療×人材」という分野で事業を展開する当社に出会いました。「これまでの経験を活かしながら、新しいことに挑戦できる」と感じたことが、入社を決めた大きな理由です。面接では社員の皆さんの温かい雰囲気が伝わり、安心して長く働ける環境だと感じました。

ーー入社以来、カスタマーサクセスを担当されてきたんですよね

はい、産業保健事業部のカスタマーサクセスとして、お客様と産業医の間に立ち、日程調整や面談のサポート、課題のヒアリング、サービスの提案、契約書の作成など幅広い業務を担当しています。東日本チームで約2年間経験を積み、2024年に産休を経て復職。そして今年10月、名古屋に拠点を移し、中日本チームの立ち上げメンバーとして新たなスタートを切りました。

ーー中日本チームの立ち上げに参画することになった経緯を教えてください

マネージャーから中日本チーム立ち上げのお話をいただきました。夫婦ともに愛知県出身ということもあり、いつかは地元で暮らしたいと考えていた私たちにとって、とても嬉しい機会でした。夫がフルリモート勤務ということもあり、家族そろって名古屋で新しい生活をスタートできることが、決断の後押しになりました。

現在はチーム立ち上げ期のため、営業と協力しながら、カスタマーサクセスとしては一人でお客様を担当しています。これまで以上にお客様と直接やり取りする機会が増え、新鮮さとやりがいを感じています。入社以来お世話になってきた東日本チームの皆さんと離れることになり、最初は心細さもありました。しかし、名古屋オフィスには他事業部のメンバーもおり、西日本チームの皆さんも相談しやすく助けてくれるため、安心して業務に取り組めています。

お客様とお話しするときは、その方の気持ちやご連絡の背景をしっかり汲み取ることを大切にしています。悩んだ末にご連絡をくださる方も多く、なかにはお困りの状況やお怒りの気持ちを抱えている方もいらっしゃいます。でも、それだけ私たちのサービスに期待してくださっている証だと受け止め、できるだけ冷静に、そして丁寧に対応するよう心がけています。どんなときも「頼っていただいている」と前向きに捉え、お客様と一緒に課題を乗り越えていく姿勢を大切にしています。

ーー小さなお子さんがいらっしゃるとのことですが、子育てと仕事を両立するうえで、特に意識していることは何ですか

以前は「一人で完璧にやり遂げたい」と思うこともありましたが、現在は、仕事の土台ができた段階で周囲に共有し、相談しながら進めることを意識しています。子どもが小さい時期は、保育園からの呼び出しや看護のために急なお休みをいただくこともあり、東日本チームの皆さんには大変お世話になり、助けていただきました。現在は子どもも2歳になり少し落ち着いてきましたが、一人で抱え込まず周囲と協力して業務を進めることが、子育てと仕事を両立するうえで大切だと感じています。

また、心身の健康を保つことも大切にしています。体調不良や寝不足はメンタルにも大きく影響するため、身体に良いサプリを取り入れたり、身体に負担の少ないマットレスを使ったりと、睡眠や健康への投資を意識しています。夫婦で「自分たちの身体が一番の資本」という共通の考えを持ち、お互いにサポートし合うようにしています。ジムに行ったり、友人とランチをしたりと、それぞれがリラックスできる時間も大切にしています。

ーー今後、チャレンジしてみたいことや、めざしている姿があれば教えてください

これからは、中日本チームをさらに盛り上げ、安定した運営を支えられる存在をめざしています。また、医療や産業保健への理解を深めるために、日々の学びを大切にし、得た知識をクライアントやチームに還元していきたいと考えています。子育てとキャリアの両立は、変化も多く決して簡単ではありませんが、同じような世代の方々に「こんな働き方もあるんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。