デザインの価値を伝えるべく挑戦する。デザイナーを率いるマネージャーの正体とは
エムステージグループのプロダクト開発、クリエイティブ企画・制作を一手に担う、エムステージコミュニケーションズ(以降:コミュニケーションズ)。今回は、マネージャーとしてデザイン・制作グループを統括する丸山さんに、デザイナーとして大切にしていることや、今後つくりあげていきたいチーム像などを伺いました。
株式会社エムステージコミュニケーションズ デザイン・制作グループ
マネージャー 丸山さん
不動産賃貸の営業を経て、エンタメ系の動画配信会社に入社。WEBデザイナーとしてLPやバナー、サービスのUI/UXのデザインを担当。2022年にコミュニケーションズ入社。デザイナーとしてエムステージグループのサービスのデザイン制作を担当。今年1月からはマネージャーに抜擢され、チームを率いる。
――これまでのご経歴をおしえてください
最初に就職したのは、賃貸不動産会社でした。自分の苦手なことに挑戦していきたいと考え、コミュニケーション能力を高めるべく営業職を選びました。ですが、実際に営業として入社してみたものの、昔から好きだった「ものづくり」に強く惹かれるようになりました。特に、会社の広告用資料をつくる作業が楽しく「クリエイティブな仕事がしたい」と自分が進むべき道が徐々に見えてきました。
そこからデザイナーという職業に就きたいと考え、デザインを1から学ぶため、職業訓練校に通うことにしました。そこで基礎を学んだ後、デザイン専門部署がある企業に入社しました。未経験からのスタートだったため、任された仕事は全て積極的に挑戦し、グラフィックデザインに加え、WebデザインやUIデザインなど、幅広い分野を経験することができました。
――営業からデザイナーへと転身を決めたのですね!数ある会社のなかからコミュニケーションズを選んだ理由を教えてください
前職では約7年間、多くの経験を積みましたが、さらなるスキルアップやキャリアアップを考えた時、より挑戦できる環境に身を置きたいと思い転職を決めました。インハウスデザインができ、自由度の高い環境で挑戦できる会社を探していたところ、前職が同じだったコミュニケーションズ代表の尾澤さんにお声がけいただき、コミュニケーションズに出会いました。
「これからデザインのルールを作り、様々な分野を整えていきたい」という話を尾澤さんから聞き、デザインチーム立ち上げにも参画することができると、大きな魅力を感じ入社を決意しました。
――現在の丸山さんの業務内容を教えてください
現在は、マネージャーとして、デザイン・制作グループを率いています。それぞれのメンバーが自分の強みを活かして成長できるような環境作りを常に意識しています。また、クリエイティブ全般のディレクションを行っています。具体的には、グラフィックデザインやWebデザイン、UI/UXデザインなど、多岐にわたるプロジェクトの進行管理やクオリティチェックを担当しています。他部署との連携を強化するため、事業部やプロダクト開発チームと密にコミュニケーションを取りながら、デザインの観点からプロジェクト全体をサポートしています。
――丸山さんが考える、クリエイティブ人材がコミュニケーションズで働く魅力や面白さは何だと思いますか
一番の魅力は、メディアサイトや管理者向けのシステムなど、幅広いジャンルのサイト制作や運用に主体的に関われる点だと考えています。事業部との距離が近いため、チーム一丸となってサイトやサービスを成長させるというインハウスならではのやりがいもあります。また、デザイナーとしての裁量が大きく、プロジェクトの初期段階から関わることができるのも魅力です。
基本的に「これをやってください」という指示を待つのではなく、自分で課題を見つけ、その解決策を考えることが求められます。これにより、デザインを通じて本質的な価値を提供することを常に意識できるのは、コミュニケーションズで働く面白さの一つだと思います。
――デザイナーとして大切にしていることを教えてください
最も大切にしていることは、常にユーザー目線を持ち続けることです。ユーザーにとって最良の体験を提供するために、どんなデザインやUI/UXが価値を生み出すのかを考えています。また、チーム内だけでなく、エンジニアや事業部など他の部署とのコミュニケーションも大切にしています。さまざまなメンバーと直接やり取りする機会が多いため、円滑にプロジェクトを進めるためにはコミュニケーションが欠かせません。デザイナーだけではプロダクトを世に送り出すことはできないので、他のメンバーとも積極的に意見を交わすように心がけています。
――チームづくりにおいて大切にしていることや、今後つくりあげていきたいチーム像をおしえてください
チームづくりにおいて最も大切にしているのは、メンバー一人ひとりの強みを引き出し、それを最大限に発揮できる環境を整えることです。また、誰もが意見を自由に出し合えるオープンな場を作ることも重視しています。お互いにフィードバックを交わしながら成長できる環境を作ることで、個々の成長につながると考えています。
今後つくりあげたいチーム像としては、挑戦を恐れないチームです。それぞれの得意分野を活かすことはもちろん、新しい分野や未知の領域にも興味を持ち、果敢に挑む姿勢を大切にしたいと考えています。挑戦することで生まれる新しい学びや経験が、メンバー自身の成長を促し、チーム全体の知識とスキルを広げると確信しています。さらに、失敗を恐れずに新しいアイデアやアプローチに挑戦できる文化を育てることでチームとしての創造性や柔軟性が高まっていくと考えています。
――最後に、これから丸山さんが挑戦していきたいことを教えてください
目標は、デザインの重要性をより多くの人に理解してもらうことです。「デザイナーって何をしているの?」と思っている人も少なくないと思っています。だからこそ、他部署やデザイナー以外のメンバーにデザインの真の役割や価値をしっかりと伝えていきたいです。
さらに、デザイナーとしてグループビジョンである「すべては、持続可能な医療の未来をつくるために」を実現するべく、医療業界の課題に挑戦していきたいとも考えています。医療の分野でもデザインの力を活用することで、より多くの問題解決に繋がる可能性があると考えています。
――これからのデザインチームの飛躍を楽しみにしております。この度は、ありがとうございました。